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2006年5月22日 (月)

散策~寺社編:経王山 円融寺~

目黒区にある文化財は、下目黒と碑文谷の近辺だけで約6割を占めるそうです。
今日は、碑文谷側の代表的な寺社である、円融寺を紹介します。

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この地に寺院が建てられたのは、平安時代にまで遡るそうです。元々は違う名前のお寺でしたが、途中、宗派が改められたり、江戸時代には幕府から厳しく弾圧されるなどを経て、現在は開山当初の天台宗に戻され、比叡山延暦寺に属しています。

円融寺には多くの文化財があります。特に、「釈迦堂」は、都区内で最も古い室町時代の木造建築として、国の重要文化財に指定されています。現在も優美な佇まいを見せるこの建物ですが、作者は飛騨の匠とまでしか伝えられていません。

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釈迦堂には面白いエピソードがあり、それは、昭和27年に屋根を銅版葺きに変えるなどの大修理が行われた際、屋根裏から1枚の木札(棟札)が見つかり、そこには名前や由来の代わりに「我手よし、人見よ」と書かれていたそうです。解体修理を担当する棟梁は、名前を明かさず仕事の出来を見よという言葉と、その言葉に偽りのない見事な出来に感動し、「その手よし、我は見たり」と木札を書き、それら2枚を再び屋根裏にしまったと言われています。次にこの釈迦堂を改修する人たちが再びこの2枚の木札を見つけたとき、きっと新たなエピソードが生まれるでしょう。

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↑区の指定文化財の「仁王門」。都の指定文化財の「木造金剛力士立像」が安置され、江戸時代には「碑文谷の黒仁王」とも呼ばれて親しまれていたそうです。

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↑認定文化財の「梵鐘」。

この日は参拝客以外にも、家族連れの方がお散歩に来ていたり、子どもたちが遊びまわっていたり。今も昔も地域の人たちに大切にされているお寺なのだと感じました。

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